またいい本に出逢った。
変えるべきは見た目ではなく、性格でもなく、人と接する時の心構えだった。
もっと可愛く綺麗にならなきゃ愛されないとか、もっと明るくならなきゃ釣り合わないとか、趣味や価値観までも、無理に合わせることを自分自身に強要してた。
そのままでいいと言ってくれていたのに。
見た目に執着したって意味がない。自信を持つために、人生を楽しむために、適度に気にするのはいいことだけど。どれだけ美しくなったところで全てうまくいくかと言えばそんなことはあり得ない。
性格は大前提として変えられるものではない。人それぞれの個性でしかないし、良いも悪いもありゃしない。一人一人違うんだから一人一人の生き方があるし、他人に対しても自分に対しても「こうあらねば」を押し付ける権利など誰にもない。
心構えだったんだ。単純に。
私は自分がどう思われるかばかり気にして、相手がどう感じるかを考えてなかった。
心構えを変えることは、思いやりを持つことでもある。それは人付き合い全般において役に立つに違いない。
「大切なのは、何であるかではなく、何をするかである」
この言葉の意味がやっとわかった気がする。
私は私のままでいいんだ。自分のままでいいんだ。
自分のままで「どう生きるか」それだけが大切なんだ。
思いがけず、心がすっと軽くなった。
やはり行き詰まった時には本を読むのがいい。出逢いに感謝。
あとは実践できるかだね。せっかくの気づきを頭の中で完結させないで!